マグナムTOKYO 1973/1/9
黒木克昌は日本の空手家(大道塾空道参段)、プロレスラー。東京都出身。一般には闘龍門およびDRAGON GATE所属時のリングネーム・マグナムTOKYOとして知られ、ミスター・エゴイスト(正規軍時代はミスター・バイアグラ)、踊る銃弾戦士などと称された。ギミックのモチーフになっているのはAV男優や男性ストリッパー。ダンスをしつつ観客がお札を黒木のコスチュームに挟む入場シーンが有名であった。DRAGON
GATE時代のリングネームはAV男優のマグナム北斗に由来。
現在はハッスルエンターテイメントと契約を交わし、アラン黒木としてレギュラー参戦していたが、4月のハッスルのシリーズにマグナムTOKYOを再び解禁した。
経歴
プロレス入り前は父の会社でサラリーマンとして働いていたが、ウルティモ・ドラゴンに憧れ彼が当時所属していたWARに頻繁に出入りする(ウルティモ曰く、「勝手に入ってきた」らしい)。この時、天龍源一郎の鞄持ちを務めていた。この頃からウルティモに何度も弟子入りを懇願していたが拒否され続ける。しかし遂に弟子入りを認められ、闘龍門の設立に伴いその第1期生に選抜される。同期の大島伸彦(現:CIMA)、諏訪高広(現:SUWA)、藤井達樹(現:ドン・フジイ)らと共にメキシコに渡り、1997/5/11アレナ・ナウカルパンで大島を相手にプロレスデビュー。その後、メキシコの自主興行のほか、みちのくプロレスやWCWのダーク・マッチにも出場した(このときのリングネームは、トーキョー・マグナム)。
闘龍門JAPANが設立されると日本へ凱旋帰国。旗揚げ戦では試合後、「夢を捨てなければ鞄持ちからでもプロレスラーになれます!!」と発言した。以降はCIMAと並ぶ団体の二枚看板として活躍する。長らく正規軍のリーダーを務めていたが、2002年にM2Kを脱退した望月成晃が正規軍と共闘するとこれに反発。同時にM2Kのメンバーから勝手に入場時にバックダンサーを務められるなど執拗な勧誘を受け、その2代目リーダーに就任しヒール転向。「ミスター・バイアグラ」というニックネームが「ミスター・エゴイスト」へと変化し、相手につばを吐くなど傍若無人なファイトを展開するようになる。ユニットがDo
FIXERに発展してからもそのリーダーを続けるが、2003年にCIMAからUDG選手権王座を奪取したあたりから徐々に自身・ユニット共ベビーフェイス化が進む。王座陥落後、「自分探しの旅に出る」と告げて欠場。新崎人生と共にお遍路さんの格好をして四国を回った。2004年団体がDRAGON
GATEとして闘龍門から独立し、これに追随、統括本部長を兼任。翌2005年、Do FIXERリーダーの座を斎藤了に譲り、自らは兄弟ユニットPos.HEARTSをプロデュースしたり、天龍と十番勝負を行った。初期の頃は比較的引き締まった体でタイツのみの格好だったが、統括本部長となったあたりから徐々に体を隠すような格好となっていった。
2006年WARに縁のあるメンバーを集めルネッサンスを結成。IJタッグ王者決定トーナメントに望月と出場するも、準決勝でCIMAの逆水平チョップを受けて眼窩底骨折。試合に勝利したが、決勝戦はドン・フジイを代打に送り欠場。それに伴い天龍との龍魂十番勝負は二勝三敗で終了し、残りの試合は他のルネッサンスメンバーが引き継ぐ形となり継続していくことになった(結果は天龍の全勝)。自身は、眼窩底骨折と体調不良で長期欠場余儀なくされ、その理由から団体に退団を申し入れていた。2007/4/9記者会見でDRAGON
GATEを退団、他団体への参戦等は行わず「限りなく引退に近い形」であると発表された。
2008/6/22から9/12まで、かつて所属していた大道塾への恩返しとして、大道塾コロンビア支部への派遣指導員として旅立っていったことが大道塾の公式サイトにて発表された。
2008/11/20、縁の深い天龍源一郎が主戦場とするハッスル後楽園大会に100の顔を持つ男「アラン黒木」の名で登場、11/22のハッスル水戸大会で約2年振りの復帰戦を行った。
2009/3/25の後楽園ホールで、モンスターHGに一騎打ちを要求された際にマグナムTOKYOとして参戦することを発表し、4/23の後楽園ホールにて、モンスターHGを相手にマグナムTOKYOとして遂に復活。ダンサー二人を従えて三年ぶりのダンスも披露した。
2009年から酒類量販チェーン「なんでも酒やカクヤス」の“なんでも宣伝部長”として起用されている。
2010/1/10、大道塾江東支部・黒木道場を、支部長として、江東区東大島駅前に開く。
タイトル歴
闘龍門
その他
- NWA世界ミドル級王座
- 英連邦ジュニアヘビー級王座
- UWA世界6人タッグ王座
入場曲
- TOKYO GO/ジョン・ロビンソン(1999年-2004年、2009年-現在使用中)
- Mr.EGOIST(2004年-2006年)
エピソード
- プロレスラーとしては極度に体が硬く、リング上で相手に押さえ込まれ、強制股裂きを拷問技としてかけられるのがお約束のムーブであった。
- OVA『新・北斗の拳』第3巻では、マグナムという敵キャラクターの声を担当した。また、第3巻には特典映像として黒木(マグナム)のインタビューが収録されている。
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ドラゴンゲート”Infinity 無限大”
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