リキシ
Rikishi
1966/10/11
ソロファ・ファトゥ(Solofa Fatu Jr.)は、アメリカ合衆国のプロレスラー。カリフォルニア州サンフランシスコ出身のサモア系アメリカ人。(、英語圏ではラキシとも発音)などのリングネームで知られる。
兄はトンガ・キッド、アイランダー・タマ、サモアン・サベージなどのリングネームで活躍したサム・ファトゥ。弟はウマガ、ジャマールなどのリングネームで活躍したエディ・ファトゥ。息子にウーソズというタッグチームで活動している双子の兄のジミー・ウーソことジョナサン・ファトゥと弟のジェイ・ウーソことジョシュア・ファトゥ。
来歴
デビュー
幼少の頃から叔父らのトレーニングを受け、1985年にデビュー。1986年11月にトンガ・キッド(Tonga
Kid)のリングネームで新日本プロレスに初来日している。その後、従兄弟のサムラ・アノアイとのサモアン・スワット・チーム(The
Samoan Swat Team)で活躍し、1989年にNWA入りを果たした。
WWF
1992年にWWFに移籍。リングネームをファトゥ(Fatu)に改め、サムゥことサムラ・アノアイと共に首狩り族をギミックとしたザ・ヘッドシュリンカーズ(The
Headshrinkers)を結成、タッグ戦線で活躍する。後にシングルプレイヤーに転向。アラビア人ギミックのザ・サルタン(The
Sultan)をはじめギミックを転々とするが、人気を獲得するには至らなかった。
リキシ
1999年、ヨコズナのギミックを受け継ぎリキシ(Rikishi)として登場(当初はリキシ・ファトゥ(Rikishi
Fatu)名義だった)。巨体に似合わぬ華麗なダンスを披露して人気を博し、トゥー・クール(スコッティ・2・ホッティ&グランマスター・セクセイ)とのユニットで活躍した。
以降もベビーフェイス、ヒールを股にかけて活躍していたが、体重が増えすぎたことから120kg前後までウエイトを絞るダイエットを命じられる。しかし、少し体重を落としてはそれ以上のリバウンドを繰り返したため、2004年にWWEを解雇された。
近年
WWEが「Rikishi」の商標権を保持しているため、その後はキシ(Kishi)のリングネームでインディー団体を転戦。2004年にはハッスルにハッスルRIKISHIとして参戦した。
2007/2/17の全日本プロレス両国大会にスモー・リキシとして来日、ジョニー・ダンとのタッグで曙&大鷲透と対戦(当初は荒谷望誉と組む予定だったが、「8流レスラーの荒谷なんかと組めない」とリキシ側よりクレームがあったため、ジョニー・ダンへとタッグパートナーが変更)。試合は曙の64でダンが呆気なく轟沈、憤慨したリキシはダンにスティンク・フェイスを炸裂させ溜飲を下げた。
その他
プロレス界を代表するレスリング・ファミリーであるアノアイ・ファミリーの一員。
- 伯父 - ワイルド・サモアンズとして活躍したアファ・アノアイとシカ・アノアイ
- 従兄 - サムゥ、ワイルド・サモアンなどのリングネームで活躍したサムラ・アノアイ
- 従兄 - ヨコズナ、グレート・コキーナなどのリングネームで活躍したロドニー・アノアイ
- 従弟 - ロージーなどのリングネームで活躍したマット・アノアイ
※ピーター・メイビアやその孫のザ・ロックも遠縁であるといわれている。
獲得タイトル
UWA
- UWA世界6人タッグ王座:1回(w / コキーナ・マキシマス&サモアン・サベージ)
WWC
- WWCカリビアン・タッグ王座:1回(w / サムゥ)
WCCW
/ WCWA
- WCWAテキサス・タッグ王座:1回(w / サムゥ)
- WCWA世界タッグ王座:3回(w / サムゥ)
WWF / WWE
- WWFインターコンチネンタル王座:1回
- WWF世界タッグ王座 / WWE世界タッグ王座:2回(w / サムゥ、リコ)
- WWEタッグ王座:1回(w / スコッティ・2・ホッティ)
入場曲
- Bad Man
- You Look Fly Today
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