SENGOKU RAIDEN CHAMPIONSHIP（センゴク ライデン チャンピオンシップ、SRC）は、ワールドビクトリーロード（ドン・キホーテ子会社）が主催する日本の総合格闘技イベント。2009年までのイベント名は、「戦極-SENGOKU-」（せんごく）。

2008/3/5、「戦極 〜第一陣〜」を開催し旗揚げ。

2010/3/7開催の「SRC12」からイベント名を「SRC」に変更した。

大会概要

2007年に活動を停止した日本の総合格闘技イベントPRIDEの選手やスタッフの受け皿として発足したワールドビクトリーロードが主催。

当初、大会演出は、PRIDEを運営してきた「やれんのか! 大晦日! 2007」の製作チームが担当することになっていたが、 「コンセプトが合わなかった」とし、立ち消えになった。

しかし、参戦選手はPRIDEを主戦場として来た吉田秀彦、瀧本誠ら吉田道場所属選手を中心に、PRIDE武士道のエースだった五味隆典が加わり、GRABAKAやパンクラスなどPRIDEに参戦していた団体やジムが選手派遣で協力している。選手契約については、選手の意思を尊重して他の大会への出場を制限せず、独占契約も結ばないとしている。

2008年中に6大会、2009年1月4日にニューイヤーイベント「戦極の乱2009」を開催し、ミドル級とライト級の初代王座を決定した。2009年はフェザー級グランプリを開催した。

2009年9月、2年目で初となる大晦日興行を有明コロシアムで開催するとともにこの大会からイベント名を「SENGOKU RAIDEN CHAMPIONSHIP」（略称：SRC）に変更することが発表された。11月20日、大晦日興行を有明コロシアムから別会場へ変更予定であると発表したが、11月25日には「Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜」でのSRC vs. DREAMの対抗戦を行うことを発表。目玉カードであった石井慧対吉田秀彦の試合もDynamite!!で行われることになった。代わりに有明では提携先のひとつである日本レスリング協会主催の「ジュニアスターカップ・レスリング選手権大会」を開催した。

2009年10月、「日本格闘競技連盟」の創設に参加。

2010年12月30日、日本レスリング協会との共催、FEGの協力で「戦極 Soul of Fight」を有明コロシアムで開催。

2011年1月31日、ゴング格闘技に掲載された格闘技ライターである高島学による日沖発へのインタビュー記事の内容（高島がWVR側の選手契約についての不手際や、試合カードの質のばらつき、そして、現在の総合格闘技界のプロモーション側と選手側との力関係に苦言を呈している）が大きな波紋を呼び、WVRの親会社にして主催会社のドン・キホーテは今後このような内容の報道が続くならば、SRCから撤退する旨を示唆した。そして、4月に予定されていたSRC17を中止すると言う前代未聞の理由で大会をキャンセルする事態になった。そして、遂に3/11にドン・キホーテはSRCからの撤退を発表。SRCは団体消滅の危機にある。

ルール

試合場にはリングを用い、一般的な総合格闘技ルールが採用されている。試合時間は1ラウンド5分で3ラウンド制。タイトルマッチのみ5ラウンド制。判定はラウンド毎に3名のジャッジによる減点法で行われ、同点の場合は必ずいずれかの選手に勝ち票を投じる。

サッカーボールキック、頭部への肘打ちは禁止されているが、踏みつけと3点ポジションでの頭部への膝蹴りは認められている。

階級

イベント名称

イベント名称は一般公募された。商標権を調査して、10,211通の応募の中の「戦国」「SENGOKU」から、和の言葉にしたいという意向から「戦極-SENGOKU-」に決定した。

だが、漢字表記の「戦極」では海外進出が難しいため、ローマ字表記のイベント名変更を検討。2009年の大晦日興行より「SENGOKU RAIDEN CHAMPIONSHIP (SRC)」に変更することが決まった。「RAIDEN」は江戸時代の大相撲の名力士「雷電爲右エ門」に因んだものである。

その後「SRC12」として2009年12月31日に開催予定だった興行は中止となり、「SRC」最初の大会は、2010年3月7日に改めて開催された「SRC12」となった。

テレビ放送

スカパー!およびケーブルテレビのスカチャン（旧パーフェクト・チョイス）、およびスカパー!e2のスカチャンHD800（旧スカチャン!ハイビジョン）によるPPV方式の生中継。実況は矢野武、市川勝也。解説はK-1、キックボクシングで活躍した武田幸三、UFCファイター・秋山成勲が行っている。（※呼称変更前までは実況アナウンサーとして河内孝博、解説者として元格闘家の高阪剛が担当していた。） 後日FIGHTING TV サムライでも放送される。

旗揚げ戦に関しては、全国6ヶ所でパブリックビューイングも行われた。地上波中継も検討されたが中止になり、当日深夜の日本テレビのニュース番組『NEWS ZERO』で旗揚げの模様がスポーツニュースとして放送されるだけに終わった。なお、2008年3月21日放送のフジテレビの『SRS』にて旗揚げ戦の特集が組まれている。また、3月17日以降、VOD配信も行われている。

その後、2008年10月改編よりテレビ東京にて地上波放送がスタート。第五陣前日に当たる9月27日に特別番組を放送し、10月5日より『最強格闘技・戦極G!』として日曜深夜枠でのレギュラー放送を開始。2009年1月4日に開催されたニューイヤーイベント『戦極の乱2009』については2時間の中継も予定していたが、最終的にはレギュラー番組の30分拡大版としての放送となった。2009年6月からは番組内で若手育成を目的として開催された戦極G!杯が放送された。2009年10月より『格闘技ドキュメント SRC魂』、2010年1月より『格闘技伝説 雷電』と改称した。

道場

• 2010/8/1、SRC本部道場 (SRC MMA Training Gym) を正式オープンした。親会社であるドンキホーテ・パウきたいけぶくろ店2階内。

チケット代の大幅値下げ

2010年9月10日、WVRは2010年10月30日に開催される「SRC15」より、「MMAメジャースポーツ化キャンペーン」と銘打って、「SRC15」以降、開催される大会のチケット代の大幅値下げに踏み切った。向井徹WVR代表は「MMAを野球やサッカーのように気軽に会場まで来て楽しめるプロスポーツにしたいという思いがあります。野球やサッカーに比べると格闘技イベントのチケットは高く『気軽に見に来て下さい』と言うのに無理があるという実態があり、チケット価格を大幅に改善することになりました」と意図を説明している。

だが、2010年9月22日のスポーツニッポンの記事によると、現在のSRCは対戦相手不足で試合が組まれない選手が多数いたり、吉田道場勢の離脱などにより、目玉となるカードがなくなりつつあるという興行面での問題を抱えていることが記載されている。

ヘビー級（93.1kg以上） ]

• アントニオ・シウバ（1979/9/14）
• ヴァレンタイン・オーフレイム（1976/8/17）
• ジェームス・トンプソン（1978/12/16）
• ジェフ・モンソン（1971/1/18）
• ジョシュ・バーネット（1977/11/10）
• 戦闘竜（1969/7/16）
• チェ・ムベ（1970/6/27）
• トラヴィス・ビュー（1978/3/15）
• デイブ・ハーマン（1984/10/3）
• 中尾"KISS"芳広（1972/6/25）
• パウエル・ナツラ（1970/6/26）
• ピーター・グラハム（1975/8/5）
• BIG・ジム・ヨーク（1976/2/29）
• 藤田和之（1970/10/16）
• ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフ（1986/10/9）
• ホジャー・グレイシー（1981/9/26）
• マーシオ・"ペジパーノ"・クルーズ（1978/4/24）
• モーリス・スミス（1961/12/13）
• ヤン・ドンイ（1984/12/7）
• 吉田秀彦（1969/9/3）

ライトヘビー級（93kg以下）

• アンズ・"ノトリアス"・ナンセン
• アントニオ・ブラガ・ネト（1987/10/29）
• アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ（1976/6/2）
• イ・チャンソブ
• 泉浩（1982/6/22）
• 入江秀忠（1969/6/17）
• 加藤実
• 川村亮（1981/6/29）
• キング・モー（1981/1/11）
• ケビン・ランデルマン（1971/8/10）
• ジェームス・ジキック（1977/3/31）
• シャンジ・ヒベイロ（1981/1/20）
• 杉浦貴（1970/5/31）
• スタニスラブ・ネドコフ（1981/9/12）
• 高橋和生（高橋義生）（1969/3/13）
• 内藤征弥（1977/2/28）
• ファビオ・シウバ（1982/3/31）
• モイス・リンボン（1977/4/20）
• KEI山宮（1972/7/12）

ミドル級（83kg以下）

• 一慶
• エヴァンゲリスタ・サイボーグ（1977/12/12）
• クリス・ライス
• 近藤有己（1975/7/17）
• 佐々木有生（1976/9/12）
• 佐藤豪則（1985/6/8）
• シアー・バハドゥルザダ（1984/4/17）
• ジョー・ドークセン（1977/10/9）
• ジョルジ・サンチアゴ（1980/10/9）
• 竹内出（1974/8/5）
• 中村和裕（1979/2/21）
• ナム・イェウォン
• フランク・トリッグ（1972/5/7）
• ポール・カフーン（1977/2/15）
• マイク・シール
• マメッド・ハリドヴ（1980/7/17）
• 三崎和雄（1976/4/25）
• ローガン・クラーク（1985/2/16）

ウェルター級（76kg以下）

• イ・ジェソン
• 奥野"轟天"泰舗（1977/3/1）
• オマール・デ・ラ・クルーズ
• 菊田早苗（1971/9/10）
• 佐藤拓也
• 辛拉麺（1987/2/2）
• 高木健太（1986/5/11）
• 瀧本誠（1974/12/8）
• ダン・ホーンバックル（1980/12/26）
• 長南亮（1976/10/8）
• ディエゴ・ゴンザレス
• 中村K太郎（1984/5/22）
• ニック・トンプソン（1981/6/23）
• ファブリシオ・"ピットブル"・モンテイロ（1983/6/30）
• マイク・パイル（1975/9/18）
• マイケル・コスタ（1981/5/19）
• 宮澤元樹（1985/4/23）
• Yasubei榎本（1983/12/15）
• 和田拓也（1978/2/14）

ライト級（70kg以下）

• アームバー・キム
• 安藤晃司
• イ・グァンヒ（1986/8/15）
• イアン・シャファー（1987/1/23）
• 石塚雄馬
• 井上誠午（1986/10/8）
• 北岡悟（1980/2/4）
• キム・イサク
• クォン・アソル
• 國奥麒樹真（1976/11/12）
• クレイ・フレンチ（1980/10/7）
• 郷野聡寛（1974/10/7）
• 五味隆典（1978/9/22）
• 坂口征夫（1973/7/26）
• ジャダンバ・ナラントンガラグ（1975/12/16）
• ジョン・ジンソク
• セルゲイ・ゴリアエフ（1981/11/3）
• ドゥエイン・ラドウィック（1978/8/4）
• 徳留一樹
• パーキー（1986/12/16）
• ハン・スーファン（1983/4/15）
• 廣田瑞人（1981/5/5）
• ブライアン・コッブ
• ベク・ウヒョン
• ボーヤン・コセドナー
• ホドリゴ・ダム（1980/2/3 ）
• ホルヘ・マスヴィダル（1984/11/12）
• 真騎士（1983/10/16）
• 光岡映二（1976/1/1）
• 毛利昭彦（1975/3/11）
• 山田崇太郎
• 横田一則（1978/4/3）
• ライアン・シュルツ（1977/7/4）
• レオ・サントス（1980/1/5）

フェザー級（65kg以下）

• 阿部剛卓
• 石橋幸太
• 石渡伸太郎（1985/2/21）
• 臼田育男（1980/4/25）
• 上山知暁（1974/4/26）
• L.C.デイヴィス（1980/10/28）
• 大澤茂樹（1986/5/2）
• 小見川道大（1975/12/19）
• 門脇英基（1976/3/28）
• 金原正徳（1982/11/19）
• 鹿又智成（1989/8/4）
• 川原誠也（1988/1/18）
• カン・ギョンホ
• キム・ギヒョン
• キム・ジョンマン（1978/3/3）
• クリス・マニュエル（1987/7/21）
• 齋藤裕俊（1984/8/12）
• ジェフ・ローソン
• ジョン・チャンソン（1987/3/17）
• チェ・ドゥホ
• 戸井田カツヤ(1977/1/6）
• ナム・ファン（1983/3/13）
• ニック・デニス（1983/10/11）
• 原井徹
• 日沖発（1983/7/18）
• BULL
• 星野勇二（1975/8/7）
• 前田吉朗（1981/10/31）
• マット・ジャガース（1985/3/27）
• マルロン・サンドロ（1977/3/8）
• 山田哲也（1990/4/2）
• ロニー・牛若（1986/10/12）

バンタム級（60kg以下）

• イ・ギルウ
• 石渡伸太郎（1985/2/21 ）
• 井上学（1978/11/1）
• 江泉卓哉
• 小森亮介（1986/1/1）
• 佐藤将光
• 清水清隆（1984/3/14）
• 清水俊一（1985/1/31）
• 杉田一朗
• ソ・ジェヒョン）
• 曹竜也
• 高橋渉
• 田村彰敏（1980/5/31）
• 中原太陽（1982/12/20）
• 西村広和
• 沼尻健
• 矢島雄一郎
• RYOTA

キックボクシング

• アンドリュー・ペック
• イ・チャンソプ

• 池井佑丞
• 池上大将
• 江幡睦（1991/1/10）
• 小澤和樹
• カノンスック・ウィラサクレック（1987/4/1）
• 小又大貴
• 田中雄士
• 中島弘貴（1988/7/5）
• ブアカーオ・ポー.プラムック（1982/5/8）
• ファビアーノ・サイクロン（1978/11/21）
• 藤原あらし（1978/12/22）
• 松倉信太郎（1991/11/12）
• 宮本武勇志（1980/5/18）
• 山内佑太郎（1978/1/25）
• 山本元気（1977/8/2）
• 横山剛

女子

• 赤野仁美（1974/7/27 ）
• エイミー・デイビス
• 神村エリカ（1992/12/30）
• 瀧本美咲（1980/10/27）
• ちはる（1978/11/20）
• 中井りん（1986/10/22）
• HARI（1982/12/25）
• 藤井惠（1974/4/26）
• 藤野恵実（1980/11/17）
• ロクサン・モダフェリ（1982/9/24）