概要
2010年3月を以って現役を引退した風香の後継者として同じ芸能事務所に所属するグラビアアイドルである愛川ゆず季の10月の「ゆずポン祭」でのデビューへ向けてプロジェクトを組んでいたが、愛川の指導に当たる風香の元にプロレスラーを志願する少女が次々と集まったため、「ゆずポン祭」のプロデューサーであるロッシー小川(小川宏)に依頼して団体の旗揚げへ動き出した。それが「スターダム」である。ちなみに小川がかつて社長を務めたアルシオンではパンフレットのタイトルに「スターダム」を使用していたが、関連性は不明。
新団体の代表は小川が就任し、風香はゼネラルマネージャーを務める。選手代表たるプレイングマネージャーとして高橋奈苗も加わり、トロイカ体制で団体を運営する。
発表当初のメンバーは高橋・愛川に、高橋とパッション・レッドを組む夏樹☆たいよう、総合格闘家でアイスリボンのリングを経験している長野美香、さらに練習生6人・留学生1人を加えた11人であるが、その後、新たな練習生も次々と加わり、旗揚げ以降のメンバーはさらに多くなる見込みである[1]。旗揚げ時点において国内女子単独団体としてはJWPを抜き、アイスリボンに次いで2番目に多い人数となる。
(風香が所属したJDスターの道場兼常設会場であった)新木場1stRINGとシュートボクシングの新小岩ジムで練習を積んでいる。
2011年1月23日、新木場で旗揚げ戦を開いた。女子団体ではAtoZ以来7年ぶりの所属選手のみでの旗揚げ戦となった。以降も新木場を拠点として活動するが、7月には後楽園ホールでの開催が決まり、団体が軌道に乗れば地方でも開催する予定である。一方、自主興行は所属選手のみ行うものの、長野は本職である総合格闘技活動を最優先、愛川も芸能活動に支障がない範囲での活動となるため、やむを得ぬ事情がある場合、フリーランスに限り特例的に参戦させるとする。
2011年以降の「ゆずポン祭」及び「パッション・レッド興行」については協力体制を採る。
沿革
- 2010年
- 8/23 - 「愛川ゆず季プロレス・デビュー戦〜ゆずポン祭〜」の開催を発表。
- 9/7 - 新団体「スターダム」旗揚げを発表。
- 10/8 - ロッシー小川と親交のあるNOSAWA論外の自主興行「NOSAWA BOM-BA-YE6〜論外のオールスター戦2010〜」にて「ゆずポン祭予告編〜愛川ゆず季デモンストレーション」を敢行。
- 10/31 - 「愛川ゆず季プロレス・デビュー戦〜ゆずポン祭〜」を新木場1stRINGで開催。前座として練習生によるエキシビションを実施。
- 11/2 - 株式会社スターダム会社登記。事務所は東京都江戸川区江戸川3-54-204。
- 11/12 - 第1回プロテストを実施。6人(星輝ありさは負傷のため回避)が受験し、須佐えりを除く4人が合格。
- 11/19 - 年末を以って解散するNEO女子プロレスよりハイスピード王座管理権を承継されることを発表。
- 11/27 - パッション・レッド第5回興行「5PASSION〜川崎一所懸命〜」を開催。愛川もセコンドに就く。
- 12/6 - 第2回プロテストを実施。須佐えりと星輝ありさの2人が受験し星輝が合格
- 12/17 - 女子総合格闘技「JEWELS 11th RING」にて美闘陽子らがデモンストレーションを披露。
- 12/24 - 最後まで残った須佐えりが第3回プロテストで合格。
- 12/27 - 事務所を葛飾区東新小岩に移転。
- 2011年
- 1/12 - 旗揚げ戦カード発表。同時にメキシコから愛リスの参戦も発表
- 1/23 - 新木場1stRINGで旗揚げ戦。
- 2/6 - 「ゆずポン祭2〜ゆずポンキック・ナイト〜」を開催。
- 2/12 - シリーズ第1弾開幕。
- 2/27 - 広田さくらがスターダム所属外として初参戦。
- 3/6 - DDTにて夏樹☆たいようがスターダム所属として初の他団体参戦。
- 4/3 - シリーズ第2弾の初戦として大阪大会開催予定。
- 5/15 - 「ゆずポン祭3〜ゆずポンバースディ前夜祭〜」を開催予定。
- 7/24 - 高橋奈苗15周年記念として後楽園ホールで初開催予定。
タイトル
歴史
NEO認定ハイスピード王座
女子プロレス界で最も速く闘う選手たちによって争われる王座としてNEO女子プロレス管理・認定により「NEO認定ハイスピード王座」として2009年設立され、体重やキャリア、年齢等の制限はない。速く動き、高く飛び、高度なテクニックを持つ選手が挑戦する資格を得る。そのためNEO二冠王座が60分一本勝負も行われているのに対し、ハイスピード王座は30分一本勝負のみで行われている。
初代王者決定戦は2009/5/5、後楽園ホールにおいて、夏樹☆たいようとRayとの間で行われ、勝利した夏樹が初代王者となった。
ハイスピード王座(スターダム)
2010年限りで王座管理するNEOは解散することとなったが、11/19に王座管理権は代わって2011年に旗揚げされるスターダム(発表当時の王者夏樹☆たいようが所属)に移ることが決まった。なお、スターダム社長のロッシー小川はアルシオン時代に創設した「スカイ・ハイ・オブ・アルシオン」と「似て非なるもの」とコメントしている。管理団体移動に伴い「ハイスピード王座」に名称変更される。
2011/3/21のJWP(「獅子の穴」主催興行)板橋大会がスターダム管理下で最初の選手権試合となった。
現在、王座戦線に絡んでいる選手は、夏樹☆たいよう・Leon・大畠美咲・米山香織の4人。
歴代数 |
獲得日付 |
保持者 |
防衛
回数 |
初代 |
2009/5/5 後楽園ホール |
夏樹☆たいよう(パッション・レッド) |
2 |
2代 |
2009/9/20 後楽園ホール |
米山香織(JWP) |
1 |
3代 |
2010/2/14
ラゾーナ川崎
プラザソル |
夏樹☆たいよう(パッション・レッド→スターダム) |
3 |
4代 |
2010/11/27
ラゾーナ川崎
プラザソル |
Leon(JWP) |
1 |
|