世界最強タッグ決定リーグ戦
1978年12月から、「世界最強のタッグチームを決定する」と銘打って毎年年末に全日本プロレスが行っている総当りリーグ戦である。それまで、「年末のプロレス興行は当たらない」「タッグ・リーグは成功しない」と言われていたジンクスを、1977年12月に行われた「世界オープンタッグ選手権」が成功したことで払拭し、翌年の1978年から「世界最強タッグ決定リーグ戦」と名称変更し、以降毎年の年末に全日本プロレスの看板シリーズとして行われている。特別試合として組まれる夢のシングルマッチもファンの楽しみの一つであった。また、プロレスにおける同一名称で行われるイベント・シリーズとしては世界最長を誇り、今なお更新中である。

試合形式は当初45分1本勝負、1984年大会から30分1本勝負。あらゆる勝ち2点、あらゆる負け0点、時間切れ引き分け1点、両者リングアウト・両者反則0点の勝ち点制で行われた。

1988年から1994年まで、世界タッグ王座のベルトをリーグ戦開幕直前に王者チームが返上。優勝したチームが新王者の形式が続いた。

テーマソング
セルジオ・メンデスの『オリンピア』　1984年以降
「王者の魂」　1982/1983年

歴代優勝チーム
1977年　（ドリー・ファンク・ジュニア/テリー・ファンク組）
1978年　ジャイアント馬場/ジャンボ鶴田組
1979年　ドリー・ファンク・ジュニア/テリー・ファンク組
1980年　ジャイアント馬場/ジャンボ鶴田組
1981年　ブルーザー・ブロディ/ジミー・スヌーカ組
1982年　ドリー・ファンク・ジュニア/テリー・ファンク組
1983年　スタン・ハンセン/ブルーザー・ブロディ組「
1984年　ジャンボ鶴田/天龍源一郎組
1985年　スタン・ハンセン/テッド・デビアス組
1986年　ジャンボ鶴田/天龍源一郎組
1987年　ジャンボ鶴田/谷津嘉章組
1988年　スタン・ハンセン/テリー・ゴディ組
1989年　スタン・ハンセン/天龍源一郎組
1990年　テリー・ゴディ/スティーブ・ウィリアムス組「
1991年　テリー・ゴディ/スティーブ・ウィリアムス組「
1992年　三沢光晴/川田利明組
1993年　三沢光晴/小橋健太組
1994年　三沢光晴/小橋健太組
1995年　三沢光晴/小橋健太組
1996年　川田利明/田上明組
1997年　川田利明/田上明組
1998年　スタン・ハンセン/ベイダー組
1999年　スタン・ハンセン/田上明組
2000年　スティーブ・ウィリアムス/マイク・ロトンド組
2001年　武藤敬司/太陽ケア組
2002年　小島聡/太陽ケア組
2003年　小島聡/カズ・ハヤシ組
2004年　太陽ケア/ジャマール組
2005年　ババ・レイ/ディーボン組
2006年　諏訪魔/RO'Z組
2007年　武藤敬司/ジョー・ドーリング
2008年　小島聡/天山広吉組
2009年　武藤敬司/船木誠勝組
2010年　

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