W★INGプロモーション
かつて存在した日本のプロレス団体。FMWのスタッフだった茨城清志と大宝拓治により設立された。同団体の前身である『世界格闘技連合W★ING』及び分派、旗揚げ予定であった『世界格闘技連合(WMA)』
FMW設立当初の社長だった大迫和義、外国人レスラーのブッキングを担当していた茨城清志、広報スタッフ兼リングアナウンサーだった大宝拓治、メインレフェリーを務めていた川並政嗣、茨城と共に外国人レスラーのブッキングを担当し『プエルトリコ軍団』を率いていたマネージャーのビクター・キニョネス、ヒールの中心として大仁田厚と抗争を繰り広げていたミスター・ポーゴらが、大仁田との確執からFMWを離脱し、設立する。
世界格闘技連合W★ING
第1次W★ING。ファンの間では『旧W★ING』と呼ばれている。
W★INGプロモーション
第2次W★ING。団体が一番充実していた時期で、通常『W★ING』と言えばこの時期のことを指す。
新生W★ING
第3次W★ING。W★INGプロモーションが活動休止後、しばらくして茨城が復活させた。日本人の所属選手はおらず、ECW所属の選手(サンドマンやパブリック・エネミー等)らを招聘し、興行を行う。ECWのレスラーに対抗できる日本人選手がいなかったことや、相も変わらない茨城の放漫な経営からすぐに活動休止となった。ただし、メジャーになる以前のECW所属選手が参戦していたことから、一部コアなファンからは『伝説の団体』とも称されている。
真正W★ING
第4次W★ING。第3次が活動休止後、もう復活はないだろうと思われていた所に突如、茨城が復活させた。この頃にはアメリカ国内のレスラーからは、既に団体の悪評が伝えられており、アメリカのレスラーは招聘できず、かつての所属選手だったジェイソン・ザ・テリブルやジ・ウィンガーをエース格にし、メキシコのAAAと提携、所属のルチャドール達を中心とした興行を行う。だが、ルチャがメインの興行になったことで、これまでの目玉であったデスマッチ等の試合も組めず、今まで同様に茨城の放漫経営からすぐに資金難となり活動休止となった。
新W★ING
第5次W★ING。茨城とポーゴがW★INGプロモーション以来久し振りに組み、2009年5月に五度目の復活興行を開催した。当初は記念興行的な色合いが強かったが、同年8月に新木場、12月に名古屋で興行を行った。
W★ING同盟(ユニット)
W★INGプロモーション崩壊時、最後まで残っていた金村ゆきひろ(現:金村キンタロー)が、IWA・JAPANを離脱後FMWに登場したことがきっかけで、それ以前にFMWへ出戻り参戦していたミスター・ポーゴや松永光弘らと組んだユニット。FMW参戦時に「W★ING主催」という形で興行を行うが、FMW所属選手が出場したり、W★INGの元所属選手の何人かは参戦しなかったりと、FMW枠内での興行と言う意味合いが強く、上記のW★ING名義の興行活動と別枠で考えられる場合が多い。 ポーゴや松永がFMWを離脱した後、FMWに残留した金村が『W★ING金村』と改名し活動した。その後、1997年には『W★ING』の名前を賭けて、金村は大仁田厚と対戦し敗退しW★ING同盟はZENに吸収、金村自身も『金村ゆきひろ』と再改名したため、ユニットとしてのW★ING同盟は消滅した。
タイトル
- W★ING認定世界ヘビー級王座
- W★ING認定世界ジュニアヘビー級王座
- W★ING認定世界タッグ王座
(この場合のW★INGとは『レスリング・インターナショナル・ニュー・ジェネレーション』の略。ビクター・キニョネスらが設立した世界規模のインディーズ統括団体である)
団体内でタイトルマッチを行った主な王座
- WWC認定カリビアン・ヘビー級王座
- WWC認定ジュニアヘビー級王座
- PNWヘビー級王座
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