本社は、かつてはワールドビクトリーロードと、ドン・キホーテ本社ビル内において同居していたが、2010/6/22にドン・キホーテ亀戸駅前店に移転した。

来歴

ワールドパンクラスクリエイト

プロレスラーの船木誠勝、鈴木みのるらはメガネスーパーをスポンサーとした団体藤原組に所属していたが、経営悪化から鈴木のみが解雇されそうになり、反発した船木が、1992年12月に鈴木を含む同組所属選手ほぼ全員を引き連れて離脱し、設立したのが「ワールドパンクラスクリエイト」である。1993/9/21に、東京ベイNKホールにて旗揚げ戦を行った。ハイブリッド・レスリング（Hybrid Wrestling）を団体のスローガンとして掲げている。プロレス団体だが、発足当時に鈴木みのるは「真剣勝負だけのプロレスがパンクラス」と度々コメントしていた。現在、総合格闘技ルールで行われる通常部門の他に、MISSIONというプロレス部門が存在する。

藤原組の母体であった新生UWFの流れを汲む。「完全実力主義」を標榜し、カール・ゴッチに師事を受け、「秒殺」という流行語を生み出すほどのハイスパートな試合で多くのファンを獲得した。しかし、団体立ち上げからしばらくすると、選手のコマ不足やグラウンドでの防御技術向上などの要因により判定決着試合が増加。修斗からは不正試合ではないかと指摘された。^]船木がリング上で「潰し合いは嫌なんだ!」と叫んだこともある。

1997年7月、船木率いる「東京道場」（パンクラス東京）と、鈴木率いる「横浜道場」（パンクラス横浜）に分かれたが、2002年1月に統合され「パンクラスism」となった。

現在は9つの道場に分かれている。船木は、2000年に「コロシアム2000」でヒクソン・グレイシーに敗れ引退（2007年12月31日、K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!で現役復帰）。この後パンクラスは競技団体としての色合いを濃くしていった。階級整備、ルール整備などが行われ他団体からの参加選手も目立つようになったが、パンクラス所属選手への身びいき的判定は「パンクラス判定」などと揶揄され、参加団体のSKアブソリュートからは、競技の公平性について抗議を受けている。実際、パンクラスのレフェリーはパンクラス所属であったりパンクラスのトレーナーである場合がある。同時に競技性を追求しすぎたゆえ、集客力のあるタレント力をもった選手を保持することができず、業界内で脚光を浴びる地位を得られないことを感じた選手たちは次々と離脱。バス・ルッテン、ケン・シャムロック、フランク・シャムロック、セーム・シュルト、須藤元気、美濃輪育久、ガイ・メッツァー、國奥麒樹真など多くの選手がパンクラスを離れた。

2007年にはアメリカの総合格闘技イベントBodogFightと業務提携を結んだ。同年12/4に、アメリカ・ネバダ州アスレチック・コミッションが定める階級制に変更。新階級ではスーパーヘビー級が廃止され、新たにフライ級・バンタム級が新設された。2008/1/30の興行からこの新階級制が導入された。

株式会社パンクラス

2008年5月、新会社パンクラス（現在の運営主体）が設立され、ワールドパンクラスクリエイトは全営業を譲渡した。ワールドパンクラスクリエイト（尾崎允実（まさみ）社長）体制は消滅した。

2011年、8名参加による「パンクラス ライト級グランプリ2011」を開催。元ライト級キング・オブ・パンクラシストの井上克也、外敵として、プロ修斗選手の田村ヒビキ、ZSTの小谷直之らが参戦し、5/3にトーナメント1回戦を行った。

トレーニングジム

P's LAB（ピーズラボ）と名付けたトレーニングジム経営が、現在の経営の柱である。1997年の設立。関東と大阪に開設されている。

ism

• 伊藤崇文 (1972/6/21)
• 近藤有己 (1975/7/17)
• 渡辺大介
• 大石 幸史 （1977/5/21)
• 北岡悟 (1980/2/4)
• アライケンジ
• 金井一朗 (1982/11/15)
• 川村亮 (1981/6/29)
• 鳥生将大 (1983/10/30)
• WINDY智美 (1983/8/8)

稲垣組

• 前田吉朗 (1981/10/31)
• 長谷川孝司
• 吉武伸洋
• 富田浩司
• 中村晃司
• 伊藤あすか

TEAM FIGHT SUNS

• 川原誠也 (1988/1/18)

MISSION （プロレス部門）

• 鈴木みのる (1968/6/17)
• 冨宅飛駈 ( 1969/1/30)
• 佐藤光留 (1980/7/8)

P's LAB

• 五十里祐一
• 内村洋次郎 (1985/1/8)
• 本田朝樹 (1978/6/25)
• 荒牧拓 (1973/12/22)
• 富山浩宇 (1978/2/27)
• 佐東伸哉 (1978/10/15)

• 石川良如
• 本田朝樹
• 荒牧拓
• 富山浩宇
• 清水隼人
• 佐東伸哉

GRABAKA メイン所属選手

• 菊田早苗 (1971/9/10)
• 佐々木有生 (1976/9/12)
• 石川英司 (1979/10/12)
• 山崎剛 (1977/5/25)
• 山宮恵一郎 (1972/7/12)
• 横田一則 (1978/4/3)
• 福田力 (1981/1/6)

そのほかの所属選手

• 小池秀信 (1976/5/11)
• 林俊介 (1971/4/20)
• 羅相福
• ボビー・オロゴン (1973/4/8)
• アンディ・オロゴン (1983/6/11)

• 三崎和雄 (1976/4/25) - 2009/11/8付けで脱退
• 須藤元気 (1978/3/8)
• 佐藤光芳 (1978/10/28)
• 松永裕央
• 郷野聡寛 (1974/10/7 )- 2010/7/3付けで脱退

チーム・パオン

• WAKASHOYO (1966/3/8)

審判団

• 梅木良則
• 大藪吉郁
• 小菅賢次
• 松宮智生
• 和田良覚

過去の所属選手

• 船木誠勝
• 柳澤龍志 (1972/6/22)
• 稲垣克臣 (1969/9/30)
• 山田学 (1969/5/18)
• 國奥麒樹真 (1976/11/12)
• 長谷川悟史 (1976/6/19 - 1999/3/1)
• マッシブ・イチ
• 大場裕司
• 美濃輪育久（現：ミノワマン） (1976/1/12)
• 窪田幸生
• 北岡悟 (1980/2/4)
• 内村洋次郎
• 石井大輔
• 須藤元気
• 松永裕央
• 中台宣
• 菊地一仁
• 宮川順也
• 保坂忠広
• 渋谷修身 (1976/1/7)
• 野地竜太
• 高橋義生 (1969/3/13)
• 謙吾 (1976/1/31)
• アライケンジ
• 志田幹
• 島田賢二
• 五十里祐一